笠岡市今井の蕎麦畑復活プロジェクトの発表に訪問しました。
人の心を打つモノづくりや取り組み。人口が減っている笠岡市ですがそんな地元に若い人が帰ってきてほしい。誇れる地元にするんだ!という意気込みで僕たちの親よりも上の世代の大勢の方々が汗を流し、荒れ地を開墾し、手探りの状況から一からモノ作りをされています。
荒れ地に紅の花畑を復活させ、その種子で手打ちされたお蕎麦。吉備土手下麦酒で地元の方と一緒に仕込ませていただいた蕎麦ビール「今井うまい紅じゅうたん」
香ばしい穀物の香りと優しいホップの苦みと香りが調和したバックウィートペールエール。
お蕎麦の香りとしっかりとした触感。お出汁も手作りで素材の香りがしっかりしており、この上なく美味でした。この取り組みが継続できるように是非様々な方面からのバックアップを受けながら店舗を構えてほしいと願います。
昨年の11月中旬。第一回六島オクトーバーフェストの直後、今井の当プロジェクトの発起人である小寺さんからお電話いただき、
「蕎麦でビールはできますか?」
というお問い合わせから始まった今井地区の皆様とのお付き合いも2年目になります。その時から地区の皆様の汗をかく姿を見てきたので、喜び大きく、共に歩み続けられるよう僕も頑張らなあかん!と更に気合が入った一日となりました。
↑↑この人がスティーブ・ジョブズなみにキレと躍動感のあるプレゼンをされていた発起人の小寺さん。
荒れ地がそば畑となり、たくさんの人が集うように。
今井のビールには今井のホップ!!ホップも地元で栽培されています。すごいでしょ!?
ホップの花。この中に香りと苦みの成分が含まれています。とっても大きく上質なカスケードホップ。
ビールを前に小林市長とまちづくり協議会の会長さん。
根っからの地元民である市役所の職員さん。市役所への通勤ルートにそば畑があるので、荒れ地からここまできれいになっていく光景を毎日見ていた数少ない人。百人を超える来場者の前で涙ながらに喜びを語っておられました。
笠岡市は人口が減っています。偉い人は「あと何年後には、、」という発言をされます。でもこれは何もしなければの話です。しかし県外に住む笠岡市民がこのおっちゃんたちの姿や、各地で自由な発想のもと活動されるを姿を見たら希望や可能性を感じ、こういった取り組みがつながればいい流れができるのではないでしょうか。「この町はなにか面白そうだ!何かできそうだ!」と気づいてもらうことに特化した情報発信も必要やなと思いました。
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